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海外メディアが報じる日本

日韓、中国の挑戦に対抗し関係強化を誓う

【概要】日本と韓国が、中国の台頭という共通の課題に対応するため、両国関係の強化を誓った。高市早苗首相と李在明大統領による首脳会談が行われ、安全保障・経済分野での協力深化で合意した。

【詳細】両首脳は、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の軍事的プレゼンス拡大など、東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、日韓の連携が不可欠であるとの認識で一致。特に、サプライチェーンの強靭化、先端技術分野での協力、防衛協力の拡大について具体的な議論が行われた模様だ。歴史問題で長年対立してきた両国だが、地政学的な現実が関係改善を後押ししている。

【背景・影響】トランプ政権下でアメリカの同盟国への関与が不透明な中、日韓両国は自前の協力体制構築を急いでいる。この動きは、インド太平洋地域における対中抑止力の強化につながる可能性がある一方、中国からの反発も予想される。

AIの視点

🇺🇸 ドイチェ・ヴェレ(ドイツ国際放送)では、日韓接近を「中国への対抗軸形成」という文脈で報道している。欧米メディアは、歴史問題を抱える両国の関係改善を、中国の台頭という地政学的圧力がもたらした「必然的な結果」と分析する傾向が強い。
🇯🇵 日本では、高市首相の対韓外交の成果として肯定的に受け止められる可能性が高い。ただし、過去の歴史問題をめぐる韓国側の対応次第では、国内保守層から慎重論も出てくるだろう。2023年以降の日韓関係改善の流れが、政権交代後も継続している点は注目に値する。
🔍 背景として、2024年末から2025年初頭にかけて韓国で起きた政治的混乱(尹錫悦前大統領の弾劾・逮捕)を経て、左派系の李在明政権が誕生した点がある。従来、左派政権は対日強硬姿勢をとることが多かったが、北朝鮮・中国という共通の脅威が、イデオロギーを超えた日韓協力を促している構図だ。

元記事: dw.com