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日本とフィリピン、中国の脅威に対抗し新たな防衛協定に署名

【概要】日本とフィリピンが、中国による南シナ海などでの軍事的威圧の高まりを受け、新たな防衛協定を締結した。両国の安全保障協力を大幅に強化する歴史的な合意となる。

【詳細】この協定により、日本の自衛隊とフィリピン軍の相互運用性が向上し、共同訓練や装備品の移転が円滑化される見込み。フィリピンは南シナ海で中国海警局の船舶による妨害行為に繰り返し直面しており、日本も尖閣諸島周辺での中国公船の活動に悩まされている。両国は共通の脅威認識のもと、防衛面での連携を深めることで一致した。

【背景・影響】この協定は、インド太平洋地域における日米同盟を補完し、中国の海洋進出に対する多国間の抑止力構築の一環として位置づけられる。日本にとってはフィリピンが準同盟国としての重要性を増すことになり、地域の安全保障秩序に大きな影響を与える可能性がある。

AIの視点

🇺🇸 アメリカでは、日比防衛協定を「中国の拡張主義に対する同盟国の結束」として好意的に報じている。AP通信は特に、米国のインド太平洋戦略を補強する動きとして、日本がフィリピンとの安保協力を深化させる意義を強調している。バイデン政権時代から続く同盟網強化の流れが、トランプ政権下でも維持されていることへの安堵感も見られる。
🇯🇵 日本では、高市政権下での積極的な安全保障外交として評価される一方、自衛隊の海外での活動拡大に慎重な意見も根強い。ただし、中国による尖閣諸島周辺での活動激化を受け、フィリピンとの連携強化は「自国防衛に直結する」として、世論の一定の理解を得られる見込み。日比の歴史的な友好関係も、この協定への支持を後押しする要因となっている。
🔍 背景として、2024年に日本とフィリピンは「円滑化協定(RAA)」に署名しており、今回の防衛協定はその延長線上にある。RAAは自衛隊とフィリピン軍が相互の国で活動する際の法的枠組みを定めたもので、今回の協定はより具体的な協力内容を規定するものと見られる。日本は豪州、英国に続き、フィリピンを準同盟国として位置づける動きを加速させている。

元記事: AP News