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日本とフィリピンが新たな防衛協定を締結、中国の海洋進出に対抗

【概要】日本とフィリピンが新たな防衛協定に署名した。両国は南シナ海における中国の軍事的圧力の高まりに直面しており、安全保障協力を強化する狙いがある。

【詳細】この協定により、両国間の防衛協力体制が一層強化される。フィリピンは南シナ海の領有権問題で中国と対立しており、日本も尖閣諸島周辺で中国海警局の船舶による領海侵入が常態化している。両国は共通の課題として中国の海洋進出を捉え、情報共有や共同訓練の拡大を進めてきた。今回の協定は、この流れを法的に裏付けるものとなる。

【背景・影響】インド太平洋地域では、米国を中心とした同盟国間の連携が加速している。日本はフィリピンとの関係強化を通じ、地域の安定に貢献する姿勢を示すとともに、中国に対する抑止力の向上を図る。今後、装備品の移転や技術協力にも発展する可能性がある。

AIの視点

🇺🇸 アメリカでは、この協定を「中国の覇権的行動に対する民主主義国家の結束」として好意的に報じている。CNNは特に、米国のインド太平洋戦略における日比協力の重要性を強調し、米国抜きでも同盟国同士が連携を深めている点に注目している。
🇯🇵 日本では、フィリピンとの防衛協力強化は概ね支持されている。中国による尖閣諸島周辺での活動が激化する中、東南アジア諸国との連携は日本の安全保障にとって不可欠との認識が広がっている。高市政権の外交姿勢として、より積極的な安保政策を象徴する動きとも捉えられるだろう。
🔍 背景として、2016年の南シナ海仲裁裁判で中国の主張が退けられたにもかかわらず、中国は人工島建設や軍事拠点化を継続している事実がある。日本とフィリピンの防衛協定は、円滑化協定(RAA)に基づく部隊の相互訪問を可能にするもので、実質的な軍事協力の基盤となる。これは日本が米国以外と結ぶ数少ない防衛協定の一つである。

元記事: CNN